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花粉症の3大症状は「くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」です。

異物が鼻から侵入すると、その異物を外に追い出す為に生体防御反応として「くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」が現れます。それらがアレルギー反応によって過剰に出現するのが花粉症の症状です。

また鼻の症状だけでなく目にもつらい症状が現れます。 これは花粉が目につくことで、花粉を除こうと免疫反応が起こることが原因で、「目のかゆみ」「充血」「涙が出る」の三大症状をはじめ、さまざまな症状が現れます。

花粉症になりやすい人の生活習慣は?

食生活で気を付けなければならないもとして、油ものがあげられます。揚げ物やクリーム、バターなどの脂肪分を多く摂ると、アレルギー体質になりやすくなります。油っぽい食事は消化に時間がかかるため、それが腸内で異物として認識され、免疫系が働きやすくなります。免疫系が活発になることで、花粉やその他のアレルギー物質にも反応しやすくなり、結果としてアレルギー体質になってしまうのです。

花粉症になりやすい人の生活環境は?


花粉症以外のアレルギー疾患をもっている方や、家族が何らかのアレルギー疾患を持っている人は、それらのない人に比べて、花粉症になりやすいと考えられています。

また花粉症の原因に大気汚染が関与するという説があります。大気汚染や乾燥した場所にいると、粘膜組織が傷つき、抵抗力が低下してしまい反応が出やすくなると考えられます。

コンクリートとアスファルトばかりの都会では、花粉が土に吸収されません。すると風により何度も舞い上がる、「再飛散」が起こり、花粉症も起き易くなります。

花粉症を放置していると…


花粉症を放置していると、鼻やのどの粘膜に炎症がずっと起きている状態のため、バリアー機能が弱くなり、ウィルスや細菌が侵入しやすくなります。

この結果、鼻やのどに感染がおこり、「長引く風邪」のような状態になるわけです。そしてインフルエンザにもかかりやすくなります。
また、鼻づまりや鼻水のために勉強や仕事に対する集中力が低下、粘膜が腫れて呼吸困難になったり、喘息も発症しやすくなります。


身体の解毒を行う肝臓を強化することです。肝臓を強くするツボにはりをする。またお腹の上から肝臓を触り、動かし、本来の正しい位置に戻します。肝臓が下に下がっていたり、後ろにずれていたりすると本来の力が出ません。それを戻すことにより、身体の解毒作用が強まり、アレルギー反応がおさまってきます。また全身の調整も必要です。全身の関節調整や関節機能向上マッサージをすることにより、身体の解毒作用を高め、花粉をすぐに処理し、アレルギー反応をおさえていきます。



「アトピー性皮膚炎」

 





・体がかゆくてたまらない

・かゆみで夜も眠れない

・病院でアトピー性皮膚炎と診断された

・かゆみ止めの薬を使っているがあまり効果がない

・ステロイドの薬をできれば使いたくない

・アトピーが治るというものを色々試してみたが、結局元通りになってしまう

・アトピーは治らない、一生付き合っていくものだと思っている
 

このようなアトピー性皮膚炎の症状でお悩みではないですか?

 

〈アトピー性皮膚炎はなぜ起きる?〉

・ストレス
・砂糖
・油
・アルコール
・ダニ
・ほこり
・食品添加物

これらはアトピー性皮膚炎が起こる原因とされています。これらの原因が身体の中に入りますと、身体は敵と判断し攻撃を始めます。その際、炎症が起き、それがかゆみの原因となるのです。

原因物質を取り除けば、少なくすれば、確かに症状は軽減してくるでしょう。しかし、これらを全く皆無にすることは非常に難しいことであり、不可能と言えるかもしれません。現代社会に住んでいる私たちにとって、身体が外敵と判断するものは、多種多様にいくらでも存在するのです。

では、今のような生活スタイルを捨てなければ、アトピー性皮膚炎は良くならないのでしょうか?

ここで目を向けなくてはならないことは、アトピーを起こす原因物質の方ではありません。それに反応するご自身の身体の方です。身体の質の方に着目しなくてはなりません。原因物質を取り除くことよりも、身体の質を変えていく。これがアトピー性皮膚炎の治療にとって最も大事なことといえます。

〈身体の質を変えるとは?〉

内臓の働きを強くすることです。身体にとって不要な物質が入ってきても、すぐに分解できる力。かゆみが出ても、薬を使わず、自分の身体で処理できる力。こういう力は、内臓、特に肝臓や腎臓(副腎)が司っています。ですので、内臓の機能を高めてあげることが、アトピー性皮膚炎の改善には必要不可欠ということになります。
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〈内臓の機能を高めて上げるには?〉

食べ過ぎない、飲み過ぎない、睡眠をしっかり取る、運動をする、ストレスをためない、身体をよく温めるなど様々な方法があります。しかし、忙しい現代人にとってこれらのことをきっちりと行うことは難しいと言えるでしょう。

そこで治療が必要になります。整体の治療では、関節や筋肉を治療するだけでなく、内臓や頭蓋骨を治療することもできます。内臓や頭蓋骨を治療することにより、身体の免疫力や代謝能力を高め、本来人間に備わっている自然治癒力を引き出すことが可能となります。

〈内臓の治療とは?〉

まず、知っておいて頂きたいことは、機能が低下している内臓は硬く縮こまっているということです。関節や筋肉同様、内臓も硬くなりますと、本来の力が発揮できなくなります。また、内臓は数ミリの範囲ですが、動くこともできます。内臓自身が自分の力で動くのです。ですが、硬くなりますと、この動きも制限されることとなり、これも内臓の機能低下に繋がります。

ですので、治療では内臓を触って少し圧を入れ、動きが悪い方向へ動かしてあげます。これにより、硬く縮こまった内臓は息を吹き返し、本来の力を発揮できることとなります。

<まとめ>

・アトピーを引き起こす原因(ほこり、ダニ、ストレス等)は様々に考えられますが、原因物質を取り除くことよりも、それに反応してしまう身体の質を変えていくことの方が大切です。

・身体の質を変える=内臓の働きを強くし、自然治癒力を高めることです。

・内臓の働きが強くなれば、害となる物質が身体に入ってきてもすぐに分解することができます。また、肌が炎症しかゆみが出ても、薬に頼らず自分の力で抑えることができます。

・アトピーという病気は、身体にとって害となる物質をうまく排毒、排出できていないことを教えてくれる身体からのサインなのです。

〈アトピー性皮膚炎にとって、重要な臓器はこの4つ〉

特に大事な臓器は、不要物を分解する肝臓、ステロイドホルモンを分泌する副腎、全身の水分代謝を行う腎臓、かゆみの元であるヒスタミンを分解する小腸などです。

〈肝臓〉

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身体に不要物が入っても、要らなくなった老廃物が出てきても、肝臓がしっかり働くことによりすぐに分解してくれます。この分解が遅れますと、不要物が身体に長く留まることとなり、身体は敵と思ってしまい、炎症反応が起きてしまうのです。これがかゆみの元となりますので、肝臓がしっかり働いてくれますと、このかゆみの元をいち早く処理することが可能となります。

〈副腎、腎臓〉

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副腎ではステロイドホルモンという炎症を抑える物質が産生されます。このステロイドホルモンは、塗り薬の主要成分であり、皮膚の赤みを治す働きがあります。身体の外部から取り入れるよりも、やはり自前で産生できる方が身体にはやさしいと言えので、この副腎も、治療により機能を高めます。

皮膚の潤いを保つためには、水分の代謝が必要となります。この役目をしてくれるのが、腎臓です。腎臓の機能を高めますと、全身に滞りなく水が行き渡ることとなりますので、潤いが保たれます。

〈小腸〉

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かゆみの元であるヒスタミンという物質をお聞きになったことはありませんか?皮膚で炎症が起きますと、このヒスタミンという物質は必ず産生されます。これが、神経を刺激し、かゆみの元となるのです。
このヒスタミンを分解する細胞が、小腸に多数存在しています。ですので、小腸に刺激を与え、働きかけることにより、このヒスタミンの分解を促進し、かゆみをいち早く抑えることが可能となるのです。

<当院のアトピー治療>


1、内臓調整

機能が落ちている内臓は硬く縮こまっています。ですので、少し圧を加えながら動かし調整することにより、臓器は柔らかく緩まってきます。これにより、臓器の機能は上がり、身体の自然治癒力が高まってきます。
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2、頭蓋骨調整

副腎にステロイドホルモンを作るように指令を出すのは下垂体という場所です。この下垂体は、蝶形骨という骨の中に収まっています。この蝶形骨を動かし調整することにより、下垂体の機能を上げ、副腎にしっかりと指令が行き届くように施術します。これにより、副腎の機能が上がり、ステロイドホルモンが多く作られ、肌の炎症やかゆみが治まってきます。

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3、はり治療

肝臓や腎臓の機能を高めるツボにはりを刺し、少しの間そのまま置いておきます。これにより、間接的にも内臓の機能を上げ、自然治癒力を高めることが可能となります。

〈なぜこの治療方法がアトピーに有効なのか?〉

アトピー性皮膚炎の原因物質は、現在たくさん発見されています。ストレス、砂糖、油、アルコール、ダニ、ほこり、食品添加物など挙げたらきりがありません。考えれば考えるほど、原因物質ばかりに神経質になってしまい、余計にストレスがかかっていませんか?

目を向ける所は外ではなく内です。ご自身の身体の方を変えていかなければなりません。それが、身体の質を高めることであり、内臓の機能を上げることなのです。

様々な物質が身体の中には侵入してきます。それを防ぐことは不可能に近いと言えるでしょう。ですので、どんな物質が入ってきましても、ご自身の身体でうまく処理をし、対応することができましたらアトピー性皮膚炎も発生しません。

アトピー性皮膚は、身体の排毒、排出等がうまくできていないことを教えてくれている身体からのサインなのです。このサインに気づき、身体を新生することが重要なのです。これが、当院の治療である内臓の機能を高めることによって、アトピー性皮膚が改善していく理由となります。

〈当院へアトピー性皮膚炎の治療に来られた方〉

 

1、近江八幡市在住、30代男性

この患者さんは幼少期の頃からアトピー性皮膚炎を発症し、良くなったり悪くなったりを繰り返ししているそうです。ここ数年は落ち着いていたらしいのですが、最近になってひどいかゆみが出始め、全身がかゆくなってきたと言うことです。

病院に行きステロイド薬をもらい、一旦落ち着いたのですが、ステロイドをやめた途端ひどくぶり返し、症状が悪化したと訴えます。

全身がカサカサで赤みを帯びており、特に顔が赤く腫れており、とても辛そうな印象を受けます。

触診をしてみますと、肝臓が特に目立って硬くなっており、解毒、排毒がうまくできていない様子です。また、水分代謝を行う腎臓が下がってきており、機能が落ちてうまく働いていない様子を受けました。

まずはこれらの臓器に圧を入れ、緩めていくこととします。

内臓の治療をし、次にステロイドホルモンを出すよう指示をする下垂体の調整を行います。頭蓋骨である蝶形骨を調整するのですが、周りの頭蓋骨に圧迫され動きが制限されており、頭頂骨や前頭骨も一緒に調整します。

これらの治療をし、1週間様子を見てもらいます。

1週間後に様子を見てみますと、顔の赤みは少しマシになっていました。皮膚はまだまだカサカサしていますが、かゆみは少しマシなようです。肝臓を触ってみますと、前回よりも柔らかくなっているのが分かります。身体の不要物を少しずつ処理できるようになった模様です。

このように、内臓と頭蓋骨の調整をし、現在3ヶ月程継続していますが、かゆみもだいぶ落ち着いていまして、夜もしっかり眠れるようです。

やはり決め手は肝臓の治療でした。もし、病院で肝臓の検査をしても、少し数値が上がっている位で問題があるとは言われないでしょう。数値に出なくとも、肝臓を触ってみますと、悲鳴をあげているのがわかりました。肝臓が柔らかく、しっかりと機能していれば身体の不要物もしっかり処理され、アトピーの症状も軽減してくると言えます。

2、湖南市在住、10代男性

この患者さんは、アトピー性皮膚炎と気管支喘息と両方の症状を持っています。アトピーは、肘や膝の裏など関節に症状が出ており、顔にはほとんど症状が出ていません。

アトピーは、顔に症状が集中するタイプ、関節や身体に症状が集中するタイプ、もしくはその混合型と3つのタイプに分かれます。この患者さんの場合、身体に症状が集中するタイプで、このような方は腎臓の機能が落ちていると言われています。また、顔に症状が集中するタイプの方は、肝臓の機能が落ちていると言われています。

また喘息の方も強く症状が出ており、横に寝てもらっていてもヒュウーヒュウーと音が鳴っているのが聞こえます。ステロイドの吸入薬を使用しているらしいのですが、それでも発作が完全に治まるとまではいかないようです。

触診してみますと、特に目立ったのが股関節にある大腰筋(腸腰筋)の硬さです。左右両方とも固く縮こまっています。この大腰筋は、腎臓の前を通過しており、腎臓の機能が落ち、硬くなりますと、大腰筋にも影響が出てくるのです。大腰筋が固いと言う事は、腎臓が硬くなっており、機能が落ちている証拠となります。

また大腰筋は横隔膜ともつながっています。横隔膜は、呼吸をする際動くところであり、大腰筋が硬くなりますと、この横隔膜にも影響が出ます。この患者さんの場合横隔膜もやはり硬く縮こまっており、特に左側で顕著に見られました。

これら大腰筋、腎臓、横隔膜と喘息に対する肋骨の調整をし、1週間様子を見てもらいます。

1週間様子はいかがでしたかとお尋ねしたところ、少しマシになったかなと感じる位ということです。さすがに1回の治療で、そこまで変化はしないかなと思いながら触診してみますと、左側の大腰筋は少し柔らかくなっている感じがありました。

この治療を週1回繰り返し、1ヶ月ぐらい経ちますと、喘息の発作は少し治まってきました。夜もぐっすり眠れるようになったとおっしゃっていましたので、少し改善の兆しが見えてきました。

皮膚のかゆみはどうですかとお父さんにお尋ねしたところ、以前は寝ている間かきむしっていたらしいのですが、それが減ったということです。確かに肘や膝の裏の赤みはマシになっていました。こちらも少し改善してきているようです。

現在3ヶ月ほど経っており、喘息の発作はだいぶ治まってきました。ただ1度発作がひどくなったことがあるらしく、聞いてみますと、ポテトチップスを大量に食べたと言うことです。

アトピーの方は、赤みが治まってきておりますが、カサカサはまだ残ります。皮膚が乾いている状態であり、腎臓の機能はまだまだ回復途中であると言えます。今後も継続して治療し、症状を改善していきたいと考えています。

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