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鍼灸治療は接骨治療に比べて症状が取れるまでの時間が格段に早くなります。

なぜなら、手で届きにくい深い所まで、はりなら届くことが可能だからです。深い所でこり固まっている組織に直接刺激を与えることができるので、症状の取れ方が早いのです。また、首など身体の細い部分は、はりの方が細かい所まで届くので、治療効果は高くなります。

また当院ではり治療を受けられる場合、必ず関節調整やマッサージを併用して行います。はりとこれらを併用することにより、さらに治療効果を高め、治るまでの時間を格段に早くすることが可能になります。


はりでの治療について


髪の毛位のきわめて細いステンレス製の鍼(長さ約4cm、太さ0.2mm)をツボに刺します。刺す時は、プラスチックの筒ではりを支え、はりを上からトントンと指でたたき、無痛で刺します。

ツボに刺したはりは、鍼を上下したり回旋させたりして、筋肉をその場で緩めます。

刺したはりは、すぐに抜く方法と10~15分間置いておく場合がありますが、いずれにせよ痛みや筋肉のこり、血液循環の促進に効果があります。またはりは、一回限りで使い捨てなので、感染症の心配は有りませんので安心できると思います。

お灸での治療について


もぐさを用いてツボに熱刺激を加える方法で、一般的に「やいと、お灸」と言われております。

その方法は、もぐさを直接皮膚上に乗せて着火させる直接灸と、もぐさと皮膚の間を空けて行う間接灸とに大別されます。

当院で灸治療を受けられるほとんどの方が、皮膚ともぐさの間を空ける間接灸で治療されています。




この中で◎は当院でもよく見られる症状です。これらの症状は、鍼灸治療のメカニズムでもお話したように、血流改善や鎮痛作用、自律神経の調整効果により改善が期待できます。






鍼灸治療では治療によって6つの作用が体の中に起こります。
まず刺すことで血液が集まり、血流が盛んになることで血流改善が。
続いて鍼治療によって脳内からエンドルフィン・エンケファリンといった神経の興奮状態を抑える神経物質が多く分泌されます。これにより、痛みの神経の興奮状態が静まり、痛みが退いていくと考えられます。

筋肉のこりがに対しても鍼治療で筋肉を直接刺激し、直接筋肉を柔らかくすることできます。

自律神経のバランスが崩れて精神的に不安定な方に関しては、鍼治療で自律神経の活動低下を促し、血液の中の白血球が活性化させます。
白血球が活性化さえると免疫力があがるという効果も。

更に背中から出ている内臓との神経を鍼灸で刺激することで内臓の活動も盛んになります。

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