京都、洛陽健康クラブという治療院で働いていた私は、ある日院長の田口先生に呼び出されました。
当時の私は、京都から滋賀県の守山までしか行ったことがなく、野洲という所は全く未開の地だったのです。しかしこのお話がご縁となり、開業まで話がトントン拍子に進み、今では開業6年になります。
もちろん開業などしたこともなく、未開の地で知り合いもほとんどなく、予定していた浜中医院の患者さん達も全然来院されず、初めは悲惨な状態でした。始めの1週間は全く誰も来院されず、無理だったんだと思っていましたが、2週目から1人、2人と来院され、段々それが増えていき、今では予約をお断りするほど多くの患者さんが来院されています。
どこでどんな出会いがあるか全くわからないものです。一度も訪れたこともない地でこうやって開業できたのも、何か不思議な力で野洲に僕が導かれたのだと今でも感じています。
野洲の患者さんは元より、今では近辺の守山、近江八幡、湖南や草津、大津等少し離れた所からも患者さんが来院されています。今後は滋賀県全域を視野に入れ、悩んでいる人達の悩みを1人でも多く解決していきたいと思っています。
また痛みや悩みが解決した後も、今後再発しないようにケアしていくことが重要です。そのためのセルフケアや体質改善など治療以外でも患者さんの健康をサポートできるよう考えています。
ちなみに当院の名前についてはダイレクトに僕の名前をつけたのですが、実は岸野という名字は関西では少ないのです。(東京の多摩という場所が、岸野という名字の発祥の地らしい)
そんなきしの鍼灸整骨院を今後ともよろしくお願い致します。