.

手根管症候群を治したい。滋賀の治療院が行う手根管症候群の治療とは?


・手根管症候群で指先が痛い、しびれる、感覚がない。
・子供を抱き上げた時に、手首の辺りや指先が痛く、ピリピリしびれている。
・ハサミを使ったり、編み物をしたりすると、先に痛み、しびれが出る。
・買い物袋を持ち上げると、しびれて力が入らない。
・最近ペットボトルのキャップが開けにくくなってきた、もしくは開けられない
・夜中や明け方に突然手に激痛が走り、目が覚める。

このような症状でお悩みではありませんか?

なぜ痛みが発生するのか?そして手根管症候群とは?
手根管症候群の説明から滋賀県の鍼灸整骨院が行う治療方法をご紹介します。


手根管症候群とはそもそもどんな症状なのか?


201605151
まずは上の図を見て下さい。

これは、手首の断面図ですが、指を動かす筋肉が手首にたくさんあることがわかります。そしてそれらの筋肉が、管のような筒のようなものの中に入っていることが図からわかります。

その管のような筒のようなものを手根管と言い、屈筋支帯というゴムバンド様なものと、手根骨という骨に囲まれて構成されています。


使いすぎた筋肉が筒の中で圧迫しているのが「手根管症候群」
この手根管=トンネルの中で、使いすぎた筋肉が膨らみ、神経を圧迫して様々な症状が出現するものを手根管症候群と言います。

使い過ぎの筋肉がなぜ膨らむのかと言いますと、炎症して腫れているからです。歯が痛い時に歯ぐきが炎症し、腫れてくるのと同じ原理です。

使い過ぎて炎症した筋肉が腫れ、神経を圧迫していますので、痛みはもちろんのこと、ピリピリするしびれ、手が熱っぽく感じるが触ってみると別に熱はない、指の感覚がなくなる、指に力が入らない、夜間や明け方に激痛が走り目が覚める、眠れないなどの神経症状が出現してきます。

なぜ同じような生活をしていても、手根管症候群になる人とならない人がいるのか?
子育てや、家事など同じような生活をしていても、手根管症候群になる人もいればならない人がいます。これはなぜでしょうか?

その差は手の問題ではなく、手以外の問題があるかないかの差です。首や肩、背中がガチガチに固まっている、凝り過ぎていつも重だるいなどの症状がある人には、手根管症候群は起きやすいと言えるでしょう。

なぜなら、手にかかる負担が、何も症状のない人に比べ大きいからです。この差がやはり、手根管症候群になってしまうかならないかの大きな差に繋がってしまっているのです。

手根管症候群を放っておいたらどうなる?〉
手を使わず安静にしていたら確かに症状は良くなるでしょう。

筋肉の炎症さえ治まってきたら、症状も段々と退いていくと思います。しかし、普段の生活で、手を使わずに生活するということはとても難しい話だと言えます。

また、安静にしていたら確かに手の症状は良くなりますが、手以外の他の部位の問題を取らない限り再発しやすいと言えます。1度楽になった手の症状が、またぶり返してしまうと言うことです。手に対する負担を取らない限り、手根管症候群の治癒はやはり困難です。

ではどうしたら良いのでしょうか?それには、手首を治すことはもちろんのこと、首や肩、背中などの調整を行い、身体の中心からしっかりと治療していくことが必要になります。首や肩、背中などが楽に動かせれば、手も楽に動かせることとなり、手の症状も消え去っていくからです。



滋賀県の鍼灸整骨院が行う手根管症候群の治療方法


当院ではまずは身体の中心の調整から行います。

頸椎の調整肩の調整手首の調整指の調整をしっかりと行うことにより、手の負担を軽くし、手首、指の筋肉の炎症を抑える環境を整えます。

そして、手根管の治療で特に重要視していることが手根骨の調整です。冒頭で申し上げたように、手根管は屈筋支帯というゴムバンド様なものと手根骨で構成されており、手根骨の調整が管の調整となるからです。

201605152
201605153
201605154

手根管症候群では、上の図の舟状骨、月状骨が手の平側に数ミリズレて、手根管のトンネルを狭くしています。

また、指の付け根にある有頭骨、小菱形骨が手の平側に数ミリズレて、その外側の有鈎骨、大菱形骨が内側に数ミリズレて、これもまた手根管を狭めています。

ですので、これらの手根骨のズレを戻し、屈筋支帯と指の筋肉をゆるめる治療を一緒に行えば管が広がります。

それにより、圧迫されていた神経が解放され、痛みやしびれなどの症状が退いていくことが可能になるのです。

当院では、これらの治療を全て行い、手根管症候群をいかに早く改善し、再発を防止できるかを目的とし、日々治療に取り組んでいます。どうしても症状が良くならないとあきらめている方、手術を考えている方など一度治療にお越しになり、施術を受けてみて下さい。きっと今までとは違う新しい人生が、見えてくるはずだと思います。


  • この記事を書いた人

  • 岸野洋人

  • 滋賀県野洲市きしの鍼灸接骨院の院長。学生時代にいつまでも治らない腱鞘炎に困り果て、その症状を治した鍼灸治療から治療家の道に。夢は治療をしながら世界を回ること。
    >>詳しいプロフィール

  • WEB予約はこちらから
症状から探す 症状から探す 症状から探す 症状から探す