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子供が手首で捻挫!その怪我、滋賀県の鍼灸整骨院ならこう治療します!


子供さんが部活で手首を捻挫した、痛めた。
サッカーやバスケットボール、野球やバレーボールをしていた際に転倒し、手を着いた。
痛みを訴え、手首がパンパンに腫れているがどうしていいかわからない。

このように迷われていませんか?

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一番に考えなくてはならないことは、骨が折れていないか、ヒビが入っていないかということです。

正直な所、捻挫でも骨折でも同じくらいに腫れますので、見た目にはわかりません。ですので、腫れで捻挫か骨折かを判断することは難しいと言えます。パンパンに腫れていても捻挫かもしれませんし、全然腫れていなくても骨折しているかもしれません。

当院の治療方法や怪我をしたばかりの状況、ケア方法などを滋賀県の鍼灸整骨院の院長が書いていきます。


滋賀県の鍼灸整骨院の捻挫治療について

当院では、捻挫をしたその日から治療を開始します。

もちろん痛みが出るような無理な事はしませんが、頸椎の調整肩の調整手首の軽い調整指の調整などは、その日から行います。

それらを行うことにより手首への負担を軽くし、手首が早く治るように環境を整えるためです。また、これらの治療をしっかりと行っておけば、組織の癒着は起こりにくくなります。癒着がゼロとは申しませんが、仮に癒着が多少なりとも起こったとしても、軽い癒着ですのですぐに治療で取り去ることが可能です。


骨の状態がなにもなかった場合は?

レントゲンを撮ってみて、骨はなんともなかった場合、捻挫の処置をします。

手首をひねった時、何が身体で起こっているかといいますと、組織の炎症です。筋肉や関節、靭帯や軟骨などが損傷を受け、炎症している状態なのです。ですので、1番初めに行う選択肢は安静と冷却です。これによりまずは組織の炎症、腫れを取り去ります。

治療を行うことで、治りは早くなる?

また治療を行えば、捻挫が治るまでの期間を短くすることも可能です。1週間かかるものが、3,4日で良くなることも臨床上多く見受けられます。ケガは早く処置すればするほど、治りも早くなると言えるでしょう。

突然の怪我でも、できる範囲内の調整を行い、怪我の早期回復を当院は目指しています。組織の炎症が退いた後の癒着のことも考え、痛みが無くなった=治ったと思わず、アフターケアをしっかりと行うことが大切です。

捻挫と骨折を見分ける簡単な方法とは?

以下に、捻挫か骨折かを見分ける簡単な方法を載せてみました。ただしこれらは、あくまでも応急処置的に見分けるものですので、絶対とは言えません。1度レントゲンを撮った方が、やはり安心できるかと思います。

・2,3日しても腫れが治まらずどんどん腫れてくる場合
・何ともない手と比べて、動く範囲や方向がおかしい場合
・指や肘を叩いてみて、手首に響く痛みがある場合
・指を開いたり、閉じたりした時に、手首の辺りで骨がこすれるような音がする場合
・ドライバーを回す動きで、手首の痛みが強くなる、もしくは回せない場合

などは折れているもしくはヒビが入っている可能性が高いですので、注意が必要です。


怪我した瞬間にまず出来ることは?


まずは固定して安静に保つ

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安静にするためには、患部が動かないよう固定しておくことが大切です。そのためにテーピングをし、手首が過度に動かないよう動きを制限します。

この図では、アンダーラップの上からテープを巻いていますが、アンダーラップがない場合は直接テープを巻いても構いません。手首が動かない位の強さで巻ければよいので、きつく巻く必要もありません。

次にアイシングを行う
次にアイシングです。ビニール袋に氷を詰め、用意します。これを30分手首に乗せ、その後60分休み、また30分手首に乗せ休む。これを丸1日繰り返し炎症、腫れを抑えます。また、痛みの神経を麻痺させ痛みを抑える効果もあります。

これらの処置を行い、その後は湿布をどんどん張り替え、炎症、腫れ、痛みが広がらない様に施します。湿布は3、4時間でどんどん張り替え、これを2.3日続け、その後はシップの張り替えは1日2、3回位で良いでしょう。1週間ほど続け様子を見てみてください。



手首の捻挫は癖になる?癖にならない方法とは・


手首の捻挫を起こした場合、また痛めやすいかとか、少し手首を使っただけでも痛くなるか、ということはやはり気になる所です。これは、私の臨床経験から申しますと、その後のアフターケアをしたかどうかに大きく関わってきます。

組織の癒着をきれいに取れたら、癖にはならない
上記のような処置をし、痛みは取れた。しかしそれがしっかりと治っているサインかと言いますと、全くの別物です。

痛みが退いたということは、組織の炎症が退いたということです。炎症が退いた後の組織はどうなっているかと申しますと、組織同士の癒着が起こっています。皮膚にキズができた時にできるカサブタと同じ原理です。

組織にカサブタのようなものが貼りつき、筋肉と骨がくっついたり、靭帯と骨がひっついたりする訳です。

スポーツのパフォーマンスを落とさないためにも、アフターケアを!
当然手首の関節は、動きが硬くなり、それのせいで痛みが発生したり、力が入りにくかったりし、スポーツをする際のパフォーマンスが落ちます。

それを防ぐためにも、組織の癒着をしっかり取り、今後共々痛みが再発しないような手首作りを行う必要があると言えるでしょう。


  • この記事を書いた人

  • 岸野洋人

  • 滋賀県野洲市きしの鍼灸接骨院の院長。学生時代にいつまでも治らない腱鞘炎に困り果て、その症状を治した鍼灸治療から治療家の道に。夢は治療をしながら世界を回ること。
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