先週から風邪をひいてしまい、ブログの更新が遅くなり大変申し訳ありません。
おかげさまで良くなってきましたので、今日は風邪の治し方をお伝えしたいと思います。
風邪は多種多様なウィルスによる感性症なので、特に薬らしい薬はありません。解熱剤やせき止めなどは、症状を軽くするものであってウィルスを退治するものではないんですね。
しかし、東洋医学では治し方がはっきりと書いてあります。それは、首の付け根をとにかく温めて、汗をかくことなのです。ただし、寒気が強い風邪の初期症状に限ります。
要は人体の自然治癒力を最大限に活用しなさいということなんですね。
この時に注意しなくてはいけないのは、水分以外取らないことです。食べ物を取ると、消化をするのに気を取られ、免疫力を最大限に発揮するのに足を引っ張られてしまうからです。
そこで、僕も水だけを取り、夜厚着をして、ホットカーペットを最大まで上げて寝ました。すると、朝まるでオネショをしたのではないかというくらい汗をかいて、一晩で良くなりましたよ。
さすがに1日では完全とはいきませんが、これだけでだいぶましになりました。
あと、時には風邪をひくことも大事なのです。なぜならば、ウィルスと一緒に身体の不純物、老廃物も燃やしてくれるからです。
風邪が治った後に、肩こりや腰痛がすっきり良くなったという方はまさにこれです。身体の不純物が燃やされ、身体がリセットされた状態なのですね。
風邪も悪いものと捉えず、身体のために必要なものだと考えると少しは楽な気がしませんか?
この記事を書いた人
岸野洋人
滋賀県野洲市きしの鍼灸接骨院の院長。学生時代にいつまでも治らない腱鞘炎に困り果て、その症状を治した鍼灸治療から治療家の道に。夢は治療をしながら世界を回ること。
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