坐骨神経痛に対し、滋賀県の治療院の治療方法を紹介します!

・病院で坐骨神経痛と言われたが、一向に良くならない
・イスに座っているとお尻が痛くなり、足がしびれてくる
・車の運転をしていても、腰とお尻が痛く足に力が入らない
・仕事でデスクワークをしているが、座っていると腰とお尻が気になり、仕事に集中できない

「坐骨神経痛は腰だけ治しても良くならないという事実をご存知ですか？」

坐骨神経痛という言葉は、よく耳にし、ご存知の方も多いと思います。坐骨神経は、腰、骨盤から足にかけて走っており、この神経に沿って痛みが出るのが坐骨神経痛です。この言葉は症状であり、病名ではありません。ですので、ヘルニアがあるから坐骨神経痛が出る、狭窄症があるから坐骨神経痛が出る、など何か病名があって症状として出現することが多いと言えます。もちろん、腰の病気がなくとも坐骨神経痛の症状は出てきます。

〈坐骨神経痛を治すには、股関節の調整が必ず必要〉

さて、この坐骨神経痛を改善しようと思ったら腰、骨盤だけ治しても良くなりません。それはなぜかと申しますと、坐骨神経が圧迫され、神経が炎症している場所がお尻の部分にあるからです。お尻の部分＝股関節をしっかり調整しませんと、神経痛の改善は見込めないのです。まずはこの事実を知っておいてほしいと思います。

〈坐骨神経は、お尻の筋肉である梨状筋の下で圧迫され、炎症します〉

図では梨状筋の下を坐骨神経が走っていますが、この坐骨神経の走り方は、個人差があるということがわかっています。梨状筋の中を神経が走る人、梨状筋の上を走る人、梨状筋の下で２股に分かれる人など、様々な神経走行があり、個人差があります。ですが、大多数の方は、梨状筋の下を坐骨神経が走り、この筋肉により神経が圧迫され、炎症してしまうことが多いということです。

もし、梨状筋の中を坐骨神経が走っていましたら、神経は特に締め付けられ、灼熱感や焼ける痛みなど、特にひどい神経痛が出るかもしれません。

この梨状筋なのですが、仙骨から股関節を結んでいる筋肉なのが図でわかります。ですので、梨状筋をしっかり緩めようと考えましたら、マッサージやストレッチだけでは足りません。骨盤や、特に股関節の調整が必要不可欠と言えるでしょう。

〈股関節は、足の外側の強い筋肉に引っ張られ、外に開く（ガリ股）傾向がある〉

股関節は年齢とともに外に開いていく傾向があり、また股関節が外に開けば開くほど、後ろにもズレやすくなります。股関節が後ろにズレることにより、梨状筋はさらに硬くなり、坐骨神経はさらに圧迫されることとなります。

〈当院の坐骨神経痛の治療は、股関節を前方へ戻す→梨状筋をゆるめる、という作業を繰り返すことです〉

股関節の調整では、関節包内運動という関節内の数ミリの動きを調整しながら、前方へ戻していきます。そして、梨状筋をマッサージやストレッチでゆるめ、また股関節の調整、梨状筋の治療とこの作業を繰り返します。これを繰り返すことにより、ズレた股関節は後ろに戻ることなく、元の場所に無理なく納まることが可能となるのです。

また坐骨神経の出発点は、腰と仙骨（骨盤）です。ですので、腰の椎間関節、腰仙関節、骨盤の仙腸関節の調整も必ず必要となります。これらの関節を調整することにより、腰の負担を軽くし、神経の血流を上げることにより、神経痛が早く改善できるよう環境を整えます。

当院では、坐骨神経痛に対し、腰や骨盤だけでなく股関節を特に重要視し、またさらに梨状筋の治療を加えます。骨（関節）と筋肉を両方治療することにより、調整しても股関節はズレた位置に戻らず、身体は治癒方向へと進むことが可能となるのです。

腰と股関節の治療について詳しくはこちらhttp://kishinoseikotsu-jsa.com/sp_12

〈なぜこの治療法が有効なのか？〉

この治療法が、圧迫された坐骨神経の逃げ道を作る、理にかなった方法だからです。坐骨神経は、梨状筋に圧迫され苦しんでいます。その坐骨神経を救い出すためには、梨状筋をいかに柔らかくすることができるかが勝負のカギを握ります。

〈梨状筋だけの治療をしても、すぐに元に戻る〉

梨状筋にマッサージやストレッチなどのアプローチをしても、その時は良いでしょう。痛みもしびれも楽になります。しかし、またすぐに筋肉は硬くなり、元の痛み、しびれに戻ってしまうのです。

〈症状を元に戻さないためには、関節と筋肉両方の治療が必要不可欠〉

それを防ぐためには、関節の調整と筋肉の治療と両方が必要になります。両方を行うことにより、骨は元々いた場所に帰ることができ、梨状筋もそれにつられ、元の硬さに戻ります。その上で梨状筋にマッサージやストレッチをすると、深く大きくゆるむことが可能となるのです。

ここまで行って初めて治療と言えることができ、神経痛を消し去ることが可能となるのです。ここまで行って初めて、身体は自然治癒力が働き始め、治癒傾向へと向かうのです。

従って、この治療法は、坐骨神経痛を改善する理にかなった方法であり、坐骨神経痛に最も有効であると言えます。

〈坐骨神経痛で当院に治療に来られた人〉

1、40代女性、栗東市在住

この患者さんは普段肩の痛みで通院されていますが、梅雨になり、急に坐骨神経痛が出てきたと訴えます。毎年この梅雨の時期は、身体が重く感じ、坐骨神経痛も出やすい時期ということです。

触診してみますと、左の骨盤が前に倒れ、梨状筋は著しく固く縮こまっています。また、梨状筋だけでなく周りにある腸腰筋や中殿筋も、同様に固く縮こまっていました。

治療では、骨盤の調整と股関節の調整、お尻の筋肉のマッサージ、ストレッチ等を行い、週１回治療を１ヶ月続けました。

「いつもは四十肩の痛みでお世話になっているのですが、今回は坐骨神経痛が出てきました。足に嫌な痛みがじわじわと出てきて、ピリピリもします。イスに座っていても、ソファーに寝転んでいても嫌な感じが気になり、早く治してもらおうと考え治療に来ました。

先生にさわられるところ全てが痛く（心地いい痛さ）、さすがよくわかっていらっしゃるという感じでした。１回治療してもらっただけでも、嫌な感じはなくなり、だいぶ楽になったのを覚えています。

神経痛が出てすぐに治療したことも、早く良くなった理由かなとも思っています。身体に何か起こった時でも、すぐに対応してくれる場所があるというのは心強いです。四十肩の痛みはまだ治りきっていませんが、こちらもがんばって治していきたいと思います。」

2 、60代女性、野洲市在住

こちらの患者さんは、１か月前から急に足の痛みと足のしびれができたとおっしゃいます。整形外科に行き診察を受けたところ、特に腰に異常はなく、坐骨神経痛と言われたらしいです。整形外科に2週間通いましたが全く効果がなく、次に他の接骨院にも通いましたが効果がなく、当院来院となりました。

腰痛は以前からあったらしいのですが、特に治療もなく放っていたとおっしゃいます。また趣味で卓球をされているのですが、ここ1ヵ月以上痛みのため卓球ができなく、早く治して復帰したいと訴えます。立っていても座っていても嫌な痛みとしびれがあるらしく、痛みのため夜眠れなくて、それもつらいとおっしゃいます。

触診してみますと、左右の骨盤のねじれがひどく、特にしびれがある左側の骨盤は後ろに倒れています。逆に右側は前に倒れ、左右の骨盤のねじれが顕著に見られます。また骨盤に伴い、腰もねじれ、こちらも調整する必要があります。

週2回の治療を１ヶ月ほど続けましたところ、足のしびれはなくなり、無事卓球に行く事は可能になりました。しかしまだ腰痛がありますので、現在も治療を継続しています。

「最初治療に訪れた時に、先生が腰の骨をクイクイと触っていたら、しびれがすっと抜けていくのを感じました。その時に、あーここならちゃんと治してもらえると確信できました。もちろん、1回の治療でしびれが治るわけではありませんでしたが、その後数回治療してもらっているうちに、しびれはほとんど気にならなくなりました。

数回治療してもらった後に、先生がそろそろ卓球できるのではないですかとおっしゃいましたので、早速次の日から卓球に行きました。卓球をしてもしびれは出なかったですが、腰がまだ痛みます。ですので、治療を続け腰痛を治し、以前のようにまた卓球をしていきたいと思っています。」

3. 20代男性、野洲市在住

こちらの患者さんは３週間前にサーフィンをし、その後腰痛と足のしびれが出てきたと訴えます。整形外科に行きレントゲンを撮りましたところ、骨に問題はなく、坐骨神経痛と診断されました。

腰の牽引や電気治療を受けたらしいのですが効果はなく、その後知り合いの整体に通っていたとおっしゃいます。そこで治療を受け、腰痛は少し楽になったようですが、しびれは変わらず、人に聞き、当院来院となりました。

触診してみますと、骨盤や仙骨にさほど問題はなく、1番気になったのは股関節でした。股関節がかっちりと固まっており、足を上げるのも上げにくい状態です。

整体院で股関節の治療をしてもらいましたかと尋ねたところ、腰と骨盤は触ってもらったが、股関節は全く触ってもらっていませんとおっしゃいます。股関節をしっかり治療しないと、腰痛と足のしびれは取れてこないということがこの例ではっきりとわかります。

施術は、股関節の調整や腸腰筋のマッサージ、ストレッチを中心に行いました。これで1週間様子を見てもらえます。

2回目来院時、調子はいかがですかと尋ねたところしびれはほとんど気にならなくなったとおっしゃいます。さすが20代という若さだけあって、治るのも早いと感じました。その後2、3回治療を重ね、腰痛も無くなりましたので、現在は毎週末サーフィンを楽しまれているようです。

「腰が痛いのに股関節の治療をして意味があるのかと最初思いましたが、しびれがすぐに変わってきたことにはびっくりしています。自分でも股関節がこんなに固くなっているとは気づきませんでした。先生に触ってもらって初めて自分の本当に悪いところがわかったような気がします。今後は、自分でも股関節のストレッチを行い、腰痛と坐骨神経痛の予防をしていきたいです。」