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今すぐできるあなたの腰痛の種類を知り、セルフケアを行う方法


・腰が痛い、重い、ズキズキする
・動く度に腰がギクッとなって気になる
・腰がモゾモゾ気になって、長時間座っていられない
・身体を前に倒すと、腰が伸びず、前かがみができない
・座って立つときに、腰がビクッとなり立ち上がるのも恐い
・寝起きに腰がだるく、目覚めが悪い、すぐに動けない

最近何だか腰が気になって、生活しにくくなってきた。そう感じることはありませんか?


〈腰痛を引き起こす4つの原因〉


腰痛を引き起こす原因を4つに分けてみます。

筋肉由来の腰痛・・・腰や骨盤を支えている筋肉が問題となり腰痛を引き起こすもの

関節由来の腰痛・・・腰の関節(椎間関節)や、腰と骨盤の関節(腰仙関節)、骨盤の関節(仙腸関節)が問題となり、腰痛を引き起こすもの

精神的ストレス由来の腰痛・・・交感神経が活発となり、腰が常に炎症している状態となり、腰痛を引き起こすもの

内臓由来の腰痛・・・内臓に病変があったり、機能が低下したりし、腰痛を引き起こすもの

これらが単独で起こることは少なく、2つ3つの原因が絡み合って腰痛を引き起こすことがほとんどです。

今回は、この中の筋肉由来の腰痛を取り上げ、筋肉別に腰痛の種類を考えてみたいと思います。


〈腰痛を引き起こす筋肉&寝たままでできるセルフチェック、ケア〉


1.腸腰筋

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腰痛で特に注目すべき筋肉は、この腸腰筋です。腰痛のある方ほぼ100%に、腸腰筋が固く縮こまる現象が見られます。なぜこの筋肉が重要で、そして固く縮こまるかと申しますと、腰につく筋肉の中で最も面積が大きいからです。
腰を占める範囲が広いため、筋肉への負担も大きく、固く縮こまりやすいと言えます。縮こまった筋肉は、腰の骨を常に刺激し、それが腰痛の原因となってしまうのです。なので、腰痛を改善しようとするならば、この腸腰筋のストレッチは必要不可欠と言えるでしょう。

腸腰筋が固くなりますと、腰全体が重だるくなり、足も上げにくくなります。なぜならば、腰の骨と足の骨をこの腸腰筋が結んでいるからです。足の負担がダイレクトに腰に伝わるため、立ったり座ったりを繰り返したり、長時間歩いたり、また長時間の座り姿勢でも、筋肉に影響は出てきます。

ストレッチは痛くない気持ちいい姿勢で7秒くらい止め、これを5回から10回位繰り返します。痛みが出る姿勢で行いますと、逆効果となりますので、必ず痛みが出る手前で止めて下さい。


2.多裂筋

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この多裂筋は背中の深い所にあり、腰の骨を支える役割があります。深部で身体を支えているため、腰を動かす少しの動作でも負担がかかり、固く縮こまりやすいと言えます。

この多裂筋が固くなりますと、腰の中央部に痛みが出てきます。姿勢を保つ筋肉ですので、ゆっくりの動作や同じ姿勢を続けると負担がかかり、多裂筋が疲労し、腰の中央に症状が出ると言えます。

ストレッチは、深部の多裂筋より先に、表面の筋肉がまず伸びます。ですので、多裂筋が伸びている感じは少しわかりにくいかもしれません。膝を倒した後、そのままの姿勢で少し止めておくと、じわじわと、何となく中の方で伸びている感じが掴めると思います。
このストレッチも、痛くない気持ちいい姿勢で10秒くらい止め、これを10回から20回位繰り返します。痛みが出る姿勢で行いますと、逆効果となりますので、必ず痛みが出る手前で止めて下さい。


3.中殿筋

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中殿筋は、お尻の外側にある筋肉であり、骨盤に影響を与えます。この中殿筋が固く縮こまりますと、骨盤の上の方がつぶれてしまうこととなり、骨盤が腰をうまく支えることができません。支えが不十分で不安定な腰は、関節に負担をかけることとなり、それが腰痛の原因となってしまうのです。

中殿筋は、足の運動全般に関わっており、歩く時でも働きます。ですので、良く活動される方は、この中殿筋を使い過ぎて、固く縮こまっていると言えるでしょう。
腰痛もですが、お尻や足にも症状があるという方は、中殿筋の障害を疑ってみてください。

ストレッチは他の筋肉と同様、痛くない気持ちいい姿勢で7秒くらい止め、これを5回から10回位繰り返します。また、このストレッチは、次に出てくる梨状筋のストレッチも兼ね備えていますので、一石二鳥です。


4.梨状筋

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この梨状筋は、骨盤の仙骨と言う真ん中の骨と、股関節を結んでいます。坐骨神経痛を引き起こす筋肉として有名であり、腰痛だけでなく、足に痛みやしびれなど症状がある方には、大事な筋肉となります。

股関節を外に開く作用があり、歩行や座り姿勢などに影響され、梨状筋は固く縮こまってきます。この梨状筋の下を坐骨神経痛が走っていますので、筋肉が固くなりますと、坐骨神経を圧迫し、炎症を起こし、神経痛が出ます。ですので、坐骨神経痛がある方は、このストレッチを入念に行う必要があります。

ストレッチを行う際、足を寄せるのがきつかったら、組んで置いておくだけでも構いません。痛みは絶対に出さず、無理のない姿勢で行い、そのまま10秒止めます。これを5回から10回位繰り返してみて下さい。


これらの運動を3週間位続けてみて下さい。それでも症状が改善しない場合、治療が必要と思われます。



〈当院の治療について〉


腰痛を引き起こす4つの原因

筋肉由来の腰痛・・・腰や骨盤を支えている筋肉が問題となり腰痛を引き起こすもの

関節由来の腰痛・・・腰の関節(椎間関節)や、腰と骨盤の関節(腰仙関節)、骨盤の関節(仙腸関節)が問題となり、腰痛を引き起こすもの

精神的ストレス由来の腰痛・・・交感神経が活発となり、腰が常に炎症している状態となり、腰痛を引き起こすもの

内臓由来の腰痛・・・内臓に病変があったり、機能が低下したりし、腰痛を引き起こすもの

に基づき、関節や筋肉、内臓と多角的に触り、治療を進めていきます。

関連リンク:腰痛について


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関節を無理矢理バキバキボキボキするのではなく、動きたい方向に誘導してあげるのが当院の治療です


調整は、動かない関節を無理矢理バキバキ、ボキボキするのではなく、関節が動きたい方向に手助けしながら、誘導してあげるように行いますので、身体に負担がかからず、安心安全と言えるでしょう。

これにより、動きが悪かった関節がしっかり動くようになり、身体が軽く楽に動かせることが実感できます。


〈検査と治療が一体型なので、流れるような施術が可能です〉

また当院の治療は、検査兼治療と言えます。症状のある所の関節、筋肉の動きをチェックしながら、そのまま関節を誘導し、治療を行います。

ですので、1つ1つどこが悪いのかと検査に時間をかけることがありません。検査と治療が一体型となっていますので、流れるような施術が可能となります。


〈なぜこの治療方法が有効なのか?〉

骨をバキッと無理矢理元の位置に戻しても、すぐにまた元通りになります。なぜなら、無理矢理だからです。本当は曲がり道、寄り道をしながら、元の場所に帰りたいものを、無理に真っすぐ連れて行くからです。

それよりも、骨が行きたい場所を察知し、手助けし、右往左往しながら誘導してあげる方が自然にかなっていると思いませんか?人間が本来持っている自然治癒力をうまく活用しながら、治療を進めていくのが当院の治療方法です。結局、治す、治るのはご自分の身体の力なのです。治療者ではありません。治療者はきっかけに過ぎません。

ですので、バキバキボキボキで無理矢理矯正するのではなく、どこをどうして欲しいのか身体の声を聞きながら手助けし、調整するスタイルが、1番身体にとって有効な治療方法だと当院は考えるのです。色々な考え方がありますので、どれが正しいとは言えませんが、当院ではこのことを念頭に置いて、日々の施術に当たっています。


腰痛で当院に治療に来られた方の声

1.30代女性、東近江市在住


ぎっくり腰は何回か起こしていますが、いつもブロック注射をしてもらうと治ります。ですが、今回は痛みがひどく全く効きませんでした。これはまずいと思い、ホームページで何とかしてくれそうな所を探し、野洲まで来ました。
最初の治療を終えた後、ベッドから起き上がる時に楽でしたので、ここなら何とかしてくれそうな気がしました。3回位治療したらほぼいつも通り動けましたので、早く良くなり、野洲まで来て本当に良かったと思っています。

2.30代男性、守山市在住

ヘルニア持ちは、やはり腰に気を使ってしまいます。仕事をする時でも、バレーボールや野球をする時でも、どうしても腰をかばって動いていました。

しかし、先生の治療を知り、今では多少無茶をしても、先生が治してくれるからと、腰に気を使わなくなりました。その分仕事もたくさんこなすことができ、スポーツも気兼ねなくすることができるようになりました。安心して日常生活を過ごすことができるようになったのが嬉しいです。

3.40代女性、栗東市在住

いつもは四十肩の痛みでお世話になっているのですが、今回は坐骨神経痛が出てきました。足に嫌な痛みがじわじわと出てきて、ピリピリもします。イスに座っていても、ソファーに寝転んでいても嫌な感じが気になり、早く治してもらおうと考え治療に来ました。

先生にさわられるところ全てが痛く(心地いい痛さ)、さすがよくわかっていらっしゃるという感じでした。1回治療してもらっただけでも、嫌な感じはなくなり、だいぶ楽になったのを覚えています。
神経痛が出てすぐに治療したことも、早く良くなった理由かなとも思っています。身体に何か起こった時でも、すぐに対応してくれる場所があるというのは心強いです。
四十肩の痛みはまだ治りきっていませんが、こちらもがんばって治していきたいと思います。



  • この記事を書いた人

  • 岸野洋人

  • 滋賀県野洲市きしの鍼灸接骨院の院長。学生時代にいつまでも治らない腱鞘炎に困り果て、その症状を治した鍼灸治療から治療家の道に。夢は治療をしながら世界を回ること。
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