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滋賀県の治療院が行う緊張型頭痛に対して病院ではできない診断・治療方法。


・後頭部と首の付け根が締め付けられるように痛い、重だるい
・頭全体をギューッと強く締め付けられるように痛い。
・頭がリングで押さえられているように痛い
・頭にヘルメットをかぶされているようで、頭を掴まれているような感じがする
・頭に重たい石を乗せられているような感覚
・首、後頭部、肩など頭以外もしんどい
・フラフラとめまいもする

こんな症状でお悩みでは無いでしょうか?

頭を締め付けられるように痛い頭痛、これを緊張型頭痛と呼びます。緊張しているのはなにかと申しますと、筋肉です。頭蓋骨と頭皮の間にある薄い筋肉や首、肩の筋肉が緊張して、神経を締め付けます。このせいで、気分が悪くなったり、イライラしたり、吐き気をしたりと様々な症状を引き起こしてしまうのです。

頭痛のせいで、誰かにきつく当たってしまったり、何にもやる気がなくなったりすることもあるでしょう。頭痛は当の本人しかわかりませんので、周りの人には理解が得られにくく、とても辛い症状と言えます。悩むことが多いこの緊張型頭痛、どうしたらこの悩みを解決できるでしょうか?


緊張型頭痛の原因について

緊張型頭痛の原因としては、ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、悪い姿勢、不規則な食事の時間(空腹時に起こりやすい)、目の疲れ、脱水などが挙げられます。これらの原因1つで起こっているのではなく、複数が絡み合って、そしてそれがだんだんと積み重なっていくことにより、頭痛が発生し、身体が警告してきます。

原因を排除できたら良いのですが、忙しい現代人にとってそれは難しいことかもしれません。お仕事も夜遅くまでしなければならないでしょうし、家事も掃除から食事の用意までたくさんのことをこなす必要があります。

ですので、原因を削除するのではなく、それらの原因に惑わされない身体になることが重要です。運動や休養、旅行なども良いでしょう。ストレッチや長時間の入浴などもいいかもしれません。そして、その中の一環として、治療というものがあるのです。


そもそもなぜ緊張性頭痛は起こるのか?そのメカニズムを解説します。

①頭蓋骨や首にある筋肉が頭痛を引き起こす

図を見てください。頭蓋骨と頭皮の間にも、薄い筋肉が存在しているのです。頭は、骨と皮だけではありません。緊張性頭痛で特に大事な筋肉は、後頭筋であり、固くなったこの筋肉が頭の表面の神経(大後頭神経)を圧迫し、後頭部の頭痛を引き起こします。また、帽状腱膜や前頭筋が硬く縮こまりますと、ヘルメットをかぶったような、頭を締め付けられるような頭痛が発生します。

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また、僧帽筋は、肩から首を通り、後頭骨まで伸びています。ですので、この僧帽筋も筋肉が硬くなり縮こまりますと、神経が圧迫され、頭痛を引き起こします。

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②ホルモンバランスの乱れが緊張性頭痛を引き起こす

女性ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類のホルモンをお聞きになったことはありませんか?

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この2つのホルモンは、どちらか1つの分泌が多い時は、片方は分泌を休んでおり、うまいこと両者でバランスを保っています。しかし、片方が極端に多く出たり、少なかったりしますと、このバランスが崩れることとなり、身体に様々な症状を引き起こします。

緊張型頭痛もその症状の1つとして考えられています。生理前は、女性ホルモンが少なくなり、黄体ホルモンが増えてバランスを保つのですが、この女性ホルモンが極端に少なくなると緊張性頭痛の原因となるようです。

女性ホルモンが極端に少なくなりますと、脳内の神経をコントロールするセロトニンの産生が減り、神経がうまく働かなくなり、頭痛を起こすという仕組みです。

ですので、女性ホルモンを作るよう指示する司令塔、下垂体の調整が必要となってきます。

病院ではできない滋賀県の治療院が行う3つの緊張性頭痛への治療

①頭蓋骨を調整し、神経の刺激を減らす


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図を見て下さい。頭蓋骨がジグソーパズルのように組み合わさっています。これらパズルのピース1つ1つが、呼吸と共にバラバラに動いているのです。動くと言っても数ミリですが、この動きが出ませんと、頭蓋骨の外側にある筋肉に負担がかかり、硬く縮こまり、頭痛を引き起こしてしまうのです。

ですので、固く動かない後頭骨や前頭骨をほんの数ミリだけ動かしてあげます。骨がしっかりと動くと、その上にある後頭筋、前頭筋がゆるみ、神経の刺激が軽減され、頭痛が収まるということになります。

②頭蓋骨や首にある筋肉を緩め、神経の圧迫を減らす

後頭筋や僧帽筋、胸鎖乳突筋や斜角筋をマッサージし、さらに周辺の関節を調整することにより、圧迫されている神経の流れを取り戻す治療をします。これらの筋肉や関節は、頭を支えていますので、治療することにより血流が上がり、頭を軽く保つことが可能となります。

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関節では、第1頸椎と後頭骨の関節=環椎後頭関節が重要となります。なぜなら、頭蓋骨である後頭骨と頸椎が直接つながっている所だからです。ここの調整を特に念入りに行うことにより、首の動きが改善され、頭をさらに軽くすることが可能となります。

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関連リンク:首の治療方法

また筋肉をすぐに緩めるのにはり治療も効果的です。図のツボに、はりを1センチから1.5センチ程刺します。すると、硬く縮こまった筋肉に、直接刺激を入れることとなりますので、とにかく早く結果が出ます。ですので、手技と組み合わせて当院では実施しています。

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③下垂体を調整し、女性ホルモンバランスを整える


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下垂体は、脳にぶら下がるように付いており、大きさはエンドウ豆位です。しかし、この大きさからは想像がつかない程、非常に重要な仕事をします。
それは何かと言いますと、内臓をコントロールする司令塔の役目です。図を見てください。

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腎臓や甲状腺、子宮など様々な器官に、指令を送り、コントロールしているのが下垂体の役割なのです。ですので、先の女性ホルモンも、下垂体がしっかり働かないと指令がいかず、バランスが保てなくなってしまいます。

この下垂体をうまく働かせるにはどうしたら良いかと申しますと、頭蓋骨である蝶形骨という骨の調整が必要になります。下垂体は、この蝶形骨の真ん中、台座のような所に座るような形で存在しているからです。

この蝶形骨がねじれたり、左右の高さが異なったりしゆがむと、下垂体もゆがみ圧迫され、機能が十分に果たせなくなると考えられています。

ですので、蝶形骨を調整するのですが、蝶形骨は、目尻と眉毛の間の外側、くぼんだ所で触ることができます。1センチ位の円状のくぼみです。この小さい部分を触り、蝶形骨を前後左右斜めと数ミリ動かし、調整しますと、下垂体がゆがみから解放されます。すると、女性ホルモンもしっかりと放出されることとなり、頭痛を軽減することが可能となります。


実際に滋賀県の患者さんで当院へ緊張性頭痛に来られた方の感想


「治療して頂くとすぐに効果がわかりますのでスッキリします。」野洲市在住、40代女性

季節の変わり目や梅雨の時期など、頭痛がほぼ毎日頻繁に起こります。特に痛いのは前頭部で、後頭部から前頭部までヘルメットをかぶったように重だるく痛くなります。市販の痛み止めを飲んでも痛みが治まらず、病院で処方された薬を飲んでもさほど効果がありませんでした。

先生のところで、手技とはり治療を受けますと、しばらく頭痛は治まってきます。しかも、治療して頂くとすぐに効果がわかりますのでスッキリします。なので、週一回は治療を続けています。

「だんだん頭痛の頻度が減ってきて、起こったとしてもすぐにおさまってきます」野洲市在住、20代女性

私の頭痛は頭をリングで締め付けられるような痛みで、とにかく頭が苦しくなります。頭痛が始まると、気分が沈み、何にもやる気が起きなくなります。しかも、頭痛は突然やってきて、4,5日は続き、いったん収まり、また突然やってくると言う予測不能な頭痛です。

治療は週一回通っています。治療を始めてから、だんだん頭痛の頻度が減ってきて、起こったとしてもすぐにおさまってきます。なので、これからも治療を続けていきたいと思います。

「すーっと痛みがひいていき、楽です。」野洲市在住、40代女性
常に首と肩こりは気になっていて、それらはひどくなると熱を持ってきます。そこまで頻繁に頭痛が起きるわけでは無いですが、梅雨の時期と冬の寒い時期は頭痛が多くなります。また、子供と言い争ってケンカをしたり、人と会って緊張したりすると頭痛もひどくなります。

はりを首の付け根にさしてもらうと、すーっと痛みがひいていき、楽です。何か薬を注入されているような感覚です。普段頭痛がない時でも、首や肩がしんどい時は通院しています。



当院では、上の治療も合わせて緊張型頭痛の多種多様な発生の仕組みに対応し、1秒でも早く頭痛を取り去るよう治療に取り組んでいます。
ぜひ緊張性頭痛でお困りの方は野洲市のきしの鍼灸整骨院へお越しください。


  • この記事を書いた人

  • 岸野洋人

  • 滋賀県野洲市きしの鍼灸接骨院の院長。学生時代にいつまでも治らない腱鞘炎に困り果て、その症状を治した鍼灸治療から治療家の道に。夢は治療をしながら世界を回ること。
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