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滋賀県の治療院が行う三叉神経痛、自律神経失調症に対しての病院ではできない診断・治療方法。


頭痛は痛み出すと、気分が沈み塞ぎ込み、仕事や家事など何もやる気が出なくなります。

手を付けることが億劫になり、そんな自分に対しイライラし、周りにもきつくあたり、そんな自分が嫌になるといった悪循環を起こしてしまう原因にもなってしまうのです。このような場合いったいどうしたらよいでしょうか?

例えばこんな症状を日夜感じられていませんか?

・こめかみがズキズキ脈打つように痛い
・目の奥の方が痛む、
・頭が痛くて吐き気がする
・常に頭痛薬が手放せない
・頭が痛いと気分が沈む、やる気が出ない
・ストレスが溜まると頭が痛くなる、ストレスをためやすい性格である
・生理前などホルモンバランスが崩れると、頭痛が起こる
・頭痛の前に、過度の眠気が生じ、痛くなりそうだと自分でわかる(予兆がある)
・頭痛以外にも、首や肩のこり、腰痛など全身に症状がある

今回三叉神経痛、自律神経失調症に対して病院ではできない治療方法や症状についてわかりやすくご紹介します。



三叉神経痛とは?


三叉神経痛の頭痛というのは、まずは三叉神経痛について知っておかないとなりません。脳の中から、顔にまでつながる神経が三叉神経であり、脳から頭蓋骨を通り、こめかみの辺りで表面に出てきて、顔の感覚(痛い、冷たい、熱い)などを伝えています。

この三叉神経が、どこかで圧迫され、刺激を受けることによって、血流不足となると神経痛を引き起こします。原因は様々な事が言われています。ストレスだったり、肩こりだったり、歯の問題であったりしますが、正直な所、原因不明なのです。ただはっきりしていることは、三叉神経がどこかで血流不足を起こしているということです。

頭痛に関して申しますと、この三叉神経が頭蓋骨を通る前に、硬膜という膜の間を通過します。この硬膜がなんらかの刺激を受け固くなると、三叉神経が圧迫され、これによって頭痛を引き起こすと言われています。

硬膜は、呼吸と共に、頭蓋骨と連動して動きます。ですので、頭蓋骨が歪み、骨の動きが停滞しますと、硬膜も動きが停滞し固くなり、それが刺激として神経に伝わってしまうのです。

ですので、頭蓋骨の歪みを取り、動きをつけ、硬膜を緩め、三叉神経の刺激を減らす治療が、三叉神経性頭痛には必要不可欠となります。


自律神経失調症による頭痛とは?


次に自律神経失調症による頭痛です。自律神経とは、2つの神経のことを指しており、それは交感神経と副交感神経です。交感神経は、人間が活動するのに必要な動的な神経であり、副交感神経は人間が休む時に必要な静的な神経です。この動と静のバランスが崩れたものが、自律神経失調症と言われており、副交感神経の機能が低下しているタイプがほとんどを占めます。

自律神経失調症による頭痛は、交感神経が活発になりすぎることにより、脳の血管が収縮します。(血圧が上がる方向)収縮し続けると生命にかかわりますので、次に副交感神経が血管を広げようとします。しかし、この時神経バランスが崩れていますと、うまく広がらず、血液の流れが悪くなります。すると、血液の流れが止められているような状態になり、心臓の拍動がその血管に多く伝わります。

そうしますと、拍動を頭で感じてしまうという現象が起こり、それが拍動性の頭痛になってしまうという仕組みになっています。


これら2つの頭痛、どのように治していったらよいのでしょうか?

病院ではできない滋賀県の治療院が行う3つの頭痛治療


①頭蓋骨を調整し、硬膜を緩め、三叉神経の刺激を減らす。また、副交感神経の働きを高める。


図を見て下さい。頭蓋骨がジグソーパズルのように組み合わさっています。これらパズルのピース1つ1つが、呼吸と共にバラバラに動いているのです。動くと言っても数ミリですが、この動きが出ませんと硬膜を刺激し、硬膜を固く縮めこめてしまう原因となるのです。

ですので、固く動かない頭蓋骨を特定し、ほんの数ミリだけ動かしてあげます。骨がしっかりと動くと、その下にある硬膜がゆるみ、三叉神経の刺激が軽減され、頭痛が収まるということになります。

〈副交感神経は頭と仙骨から出ているので、これらの調整が不可欠〉

そして図を見てください。交感神経が背中から出ているのに対し、副交感神経は頭と、骨盤の仙骨から伸びてきています。ですので、副交感神経の機能を高めるには、頭と仙骨を調整することが必須となります。自律神経失調症による頭痛の治療は、頭(頭蓋骨)と骨盤(仙骨)の調整を行うことにより、副交感神経の機能を高め、交感神経と副交感神経のバランスを保てば、症状を改善することが可能となります。

②頭蓋骨や首にある筋肉を緩め、神経の圧迫を減らす


側頭筋や僧帽筋、胸鎖乳突筋や斜角筋をマッサージし、さらに周辺の関節を調整することにより、圧迫されている神経の流れを取り戻す治療をします。これらの筋肉や関節は、頭を支えていますので、治療することにより血流が上がり、頭を軽く保つことが可能となります。

また、僧帽筋や胸鎖乳突筋などは、肩から首を通り、頭蓋骨まで伸びています。ですので、これらの筋肉が硬くなり縮こまりますと、それにより神経が刺激され、頭痛が起きるという仕組みです。特に、三叉神経の走行上にある側頭筋は、三叉神経を刺激しますので、こちらも頭痛の原因となると言えるでしょう。

関節では、第1頸椎と後頭骨の関節=環椎後頭関節が重要となります。なぜなら、頭蓋骨である後頭骨と頸椎が直接つながっている所だからです。ここの調整を特に念入りに行うことにより、頭をさらに軽くすることが可能となります。


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また筋肉をすぐに緩めるのにはり治療も効果的です。図のツボに、はりを1センチから1.5センチ程刺します。すると、硬く縮こまった筋肉に、直接刺激を入れることとなりますので、とにかく早く結果が出ます。ですので、手技と組み合わせて当院では実施しています。


③下垂体を調整し、女性ホルモンバランスを整える


女性ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類のホルモンをお聞きになったことはありませんか?

この2つのホルモンは、どちらか1つの分泌が多い時は、片方は分泌を休んでおり、うまいこと両者でバランスを保っています。しかし、片方が極端に多く出たり、少なかったりしますと、このバランスが崩れることとなり、身体に様々な症状を引き起こします。

頭痛もその症状の1つとして考えられています。生理前は、女性ホルモンが少なくなり、黄体ホルモンが増えてバランスを保つのですが、この女性ホルモンが極端に少なくなると頭痛の原因となるようです。

女性ホルモンが極端に少なくなりますと、脳内の神経をコントロールするセロトニンの産生が減り、神経がうまく働かなくなり、頭痛を起こすという仕組みです。

ですので、女性ホルモンを作るよう指示する司令塔、下垂体の調整が必要となってきます。
 

下垂体は、脳にぶら下がるように付いており、大きさはエンドウ豆位です。しかし、この大きさからは想像がつかない程、非常に重要な仕事をします。
それは何かと言いますと、内臓をコントロールする司令塔の役目です。図を見てください。

腎臓や甲状腺、子宮など様々な器官に、指令を送り、コントロールしているのが下垂体の役割なのです。ですので、先の女性ホルモンも、下垂体がしっかり働かないと指令がいかず、バランスが保てなくなってしまいます。
 
この下垂体をうまく働かせるにはどうしたら良いかと申しますと、頭蓋骨である蝶形骨という骨の調整が必要になります。下垂体は、この蝶形骨の真ん中、台座のような所に座るような形で存在しているからです。

この蝶形骨がねじれたり、左右の高さが異なったりしゆがむと、下垂体もゆがみ圧迫され、機能が十分に果たせなくなると考えられています。

ですので、蝶形骨を調整するのですが、蝶形骨は、目尻と眉毛の間の外側、くぼんだ所で触ることができます。1センチ位の円状のくぼみです。この小さい部分を触り、蝶形骨を前後左右斜めと数ミリ動かし、調整しますと、下垂体がゆがみから解放されます。すると、女性ホルモンもしっかりと放出されることとなり、頭痛を軽減することが可能となります。



実際に滋賀県の患者さんで当院へ三叉神経痛、自律神経失調症による頭痛治療に来られた方の感想


「3週間位で何ともなくなりました。」草津市在住、30代男性

手技とはりと治療してもらい、激痛だったものがだんだんと弱くなっていき安心しました。薬を飲んでもおさまらなかったので、このまま治らないのではないかととにかく不安でした。週2回ほど治療してもらい、最初の1週間でだいぶ痛みが退き、3週間位で何ともなくなりました。


「少しずつですが、体調も良くなり、今は週一回治療に行くのが楽しみです。」野洲市在住、40代女性

全身に不調があり、その中でも頭痛は我慢できず、治療を受けました。頭痛はもちろんのことですが、全身をみてもらえて助かっています。少しずつですが、体調も良くなり、今は週一回治療に行くのが楽しみです。

「先生に治療を受けますと、頭痛はしばらく起きなくなります。」守山市在住、40代女性
仕事で接客業をしていますが、ストレスが溜まり、病院で自律神経失調症と診断されました。頭痛は、ほぼ毎日起きていて、ズキンズキンと夜眠れないこともありました。

先生に治療を受けますと、頭痛はしばらく起きなくなります。特に首が楽になるのが嬉しいです。首をさわってもらうと、安心でき、頭痛もマシになります。忙しくてなかなか治療にいけないですが、月1回か2回か治療に通っています。


当院では、これら3つの治療を合わせて行うことにより、頭痛の多種多様な発生の仕組みに対応し、1秒でも早く痛みを取り去るよう治療に取り組んでいます。


  • この記事を書いた人

  • 岸野洋人

  • 滋賀県野洲市きしの鍼灸接骨院の院長。学生時代にいつまでも治らない腱鞘炎に困り果て、その症状を治した鍼灸治療から治療家の道に。夢は治療をしながら世界を回ること。
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