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関節性リウマチを治したい。滋賀県の鍼灸整骨院が行う関節性リウマチの診断・治療方法。


関節性リウマチと診断され手首が痛い。
手首が硬く、うまく動かせず、力が入らない。
スーパーの買い物袋を持つのもしんどい、重い。
車の運転もしにくくなった。
ドアを開ける時も、手首に痛みが走る。
激痛ではないが、常に手首がだる重く痛いので、精神的にもなんかふさぎ込んでしまう。

このような症状でお悩みでないですか?

関節が痛い=リウマチ、こんなイメージありませんか?

「先生、関節が痛むのですが、これってリウマチですか?」

患者さんと話していてもよく耳にするフレーズです。どうもリウマチという病気は、名前ばかりが先走りしていて、中身がうまく伝わっていない気がしてならないのです。

そこで今回はリウマチに関する内容と滋賀県の鍼灸整骨院が行診断・治療方法をご紹介します。


関節性リウマチはなぜ起こるのか?


原因は様々な説が出ていますが、はっきりとわかっていません。

遺伝して発症する、細菌に感染して発症する、喫煙と関連する、炭酸飲料を多飲する人は発症しやすい、女性ホルモンと関連する、歯周病と関連する、日光照射と関連するなど多種多用なことが言われています。

このような説1つだけが原因で起こるのではなくて、複数が絡み合ってリウマチが発症していると、考えられています。

ただし、1つだけはっきりしていることがあります。それは、本来身体に入ってきた細菌やウィルスを攻撃するための免疫細胞が、自分の身体を攻撃しているという事実です。

しかも、ターゲットは関節を包んでいる関節包なのです。関節包が免疫細胞に攻撃され、常に炎症が起こっている状態であり、これだけは揺るがない事実と言えます。しかし、元来自分の身体を守るために働く細胞がなぜ暴走し、自分自身を傷つけてしまうのかは全くわかっていません。


関節性リウマチの症状


関節性リウマチが起こる人の80%以上が女性であり、起きやすい年齢として30~60歳代と言われています。

初めの頃は、身体がだるい、気分がふさぎこむなどの症状が出現し、次第に関節が腫れて痛み、朝1時間以上続く手のこわばりが出始めます。

朝起きた時に指が曲がらず、ベッドから起き上がる際に手を着くことも大変であり、ドアを回す時に力が入らず、歯を磨いたり、顔を洗ったり、朝食を作ったりなど、朝の生活スタイルに支障をきたすようになってしまうのです。

しかし、起きてから1~2時間くらい経つと次第に指が動き始め、昼からはいつものように生活できるのもリウマチの特徴の一つです。

また、指のこわばり症状は両手に出ます。指の第2関節が両手とも腫れて、膨れています。一本の指でなく、複数もしくは全部の指に出ます。足の指も同様に、両足指とも腫れて痛いのです。

そして、症状が進むにつれ、手首、肘、足首、膝など身体の中心へ中心へと関節を蝕んでいく、身体的にも精神的にも大変な病気と言えます。


関節性リウマチを放っておくとどうなるか?


何も手を施さないでおくと、関節の変形はどんどん進み、痛みは増していく一方です。病気の進行が一段と早くなると言えるでしょう。ですので、何かしらの治療が必要になります。

整形外科や内科で、病気の進行を遅らせるお薬をもらったり、当院のような治療院で、治療を受けたりすることも重要になってきます。

関節が変形していくさまを、ただ指を加えて待っているという行為はやはり避けるべきです。精神的にもつらいのが関節性リウマチという病気ですが、少しでも症状を和らげるため、身体のために何か行動を起こすべきでしょう。


当院での関節性リウマチ治療について


リウマチという病気は、自己免疫疾患という、治療が大変難しいジャンルの病気の1つなのです。

ですから、完全にリウマチを治すという治療方法は、いまだに見つかっていません。起こってきた症状1つ1つに対し、少しでも改善できるように、試行錯誤していくしか方法はないのです。

そこで当院では、普段の生活が楽にできるように痛みのレベルを抑えていくことを目的にしています。

手首や指の痛みが完全になくなり、完全に楽にすっきり動くということは正直難しいと言えます。

中には、すっきりリウマチが治ってしまったという奇跡のような方もいらっしゃいますが、これは稀です。リウマチを治すということよりも、日常生活の質を上げることの方が大切だと当院は考えます。

先ほど申しましたように、関節性リウマチは関節包(関節包は二層でできており、滑膜という内側の層が攻撃され炎症している)が常に炎症している状態です。ですので、この炎症をいかに抑えるかが治療ポイントになります。

当院で行っているJSA治療は、関節包内運動を整えることにより、関節包を緩め、関節包についている痛みの神経の興奮を抑える作用があります。

また、関節包が緩むと炎症も少しずつ退いていき、痛みのレベルを下げることが可能になります。

また、頸椎の調整肩の調整手首の調整指の調整など上半身の調整や、腰、股関節の調整膝、足首の調整など下半身の調整も行い、全身に対して治療します。これにより、全身の関節包をゆるめることになり、関節痛も少しずつ和らぎ、身体が楽に動かせるようになることが可能です。

手に関して少しお話ししますと、関節性リウマチの指の変形で尺側偏位(しゃくそくへんい)というものがあります。これは、指の根元から指全体が尺側=小指側に曲がって変形するというものです。1度このように変形してしまったものを戻すことは、正直不可能に近いと言えます。しかし、炎症と痛みのレベルを下げることは十分可能です。

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なぜならば、指の根元にある手根骨を調整することにより、指の関節包をゆるめることができるからです。小指側に指がよるということは、指の根元の4つの手根骨(大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鈎骨)の動きが特に制限されています。これらを親指側に戻す調整を行うことにより、小指側に引っ張られた関節包をゆるめます。これにより、痛みをやわらげることが可能になるのです。


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当院ではこういった数ミリ範囲の細かい、繊細な関節調整を全身に行うことにより、炎症性疼痛に対し、治療アプローチをしています。関節性リウマチは、身体的にも精神的にもとてもつらい病気だと思いますが、少しでもそのつらさを軽減し、普段の生活の質を上げるよう取り組んでいます。


患者さんが関節性リウマチとうまく付き合って、人生を楽にうまく乗り切れることができたら幸いです。当院では、これを目標とし、日々治療にあたっています。ですので、関節性リウマチだからとあきらめず、当院で新しい一歩を踏み出してみませんか?きっとまた違った人生が開けてくるはずだと思います。


  • この記事を書いた人

  • 岸野洋人

  • 滋賀県野洲市きしの鍼灸接骨院の院長。学生時代にいつまでも治らない腱鞘炎に困り果て、その症状を治した鍼灸治療から治療家の道に。夢は治療をしながら世界を回ること。
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